娘はたぶん、魔法をつかう

パパ育児日記。お父さん(パパ)の気持ちを大いに語るブログ

赤ちゃん用品の『買った意味ないじゃんアイテム』でも、何かしらの意味はある

赤ちゃん用品というのは、買うまでがとても楽しいよね。

 

デザインも可愛いし、

買ったあとはこうなるんだろうなあとか、遊んでくれるだろうなあ、

と想像し、ワクワク感でいっぱいである。

 

しかし買った後は、この高揚感はあまり持続しない。

買ってよかったな、となれば満足に落ち着くし、

何かしらの理由で合わず・使われずで、

買った意味なくね?となれば、

「あの買う前までの盛り上がりは一体なんだったんだろう」となる。

 

この『買った意味ないじゃんアイテム』は、

使われずにひっそりと放置される。

しかしながら存在感はあるので、

それを見るたび、世のママとパパは若干ネガティブな心持ちになっている。

 

先日、私達夫婦が娘に買ったものは、お風呂で座っていられるというバスチェア。

 

どんなものかと言うと、

風呂にて。

親が自分の体を洗っている時に、

赤ちゃんを座らせておける安心便利なアイテム。

 

まだひとりで立ったり座ったりできない赤ちゃん。

そのまま風呂場に寝かせておくわけいかないし、

湯船に入れて勝手に浮かせておくわけにいかないし。

そんなときに座らせておけるアイテムなのだ。

 

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私と妻は、

 

「これがあれば一緒にお風呂入れるな」

 

「色がいいよね、ピンクっぽい紫っていうの」

 

「そうそう色って大事だよな!」

 

「見てこの写真、このはだかんぼうの赤ちゃん足ぴーんってなってる」

 

「何言ってるんだよ指ぴーんだよ、ハハハハハ」

 

「可愛いね、ハハハハハ」

 

と、ベビーザらスの売り場で笑いあったのだった。

 

購入後、帰宅しさっそく空気を入れて、お風呂で座らせてみたところ…

 

娘、難なく座れて、おおっ、いいじゃん!

 

足ぴーんじゃん!

 

イケる、イケるやん!

 

これからお風呂はこれで一緒に入れるな、ハハハハハ。

 

「な!」と娘を見たら、

 

急に眉間にシワを寄せはじめ、

どしたどした?と言ってるうちに泣きしだし、

最後には、風呂場に悲鳴のような鳴き声が響いたのである。

 

我々、夫婦は真っ青な顔で

 

「ハハハハハ、お風呂で初めてだからな」

「ハハハハハ、そ、そうね」

 

と言った。

 

ダメだったのは慣れていないからだろう。

 

という結論をもって。

 

 

このバスチェアを居間に持っていった。

居間でなら、泣かないで座ってられるだろう、と。

 

おそるおそる娘を座らせてみると、

さきほどあれだけ風呂場で悲鳴をあげた娘が、

いとも簡単に、ちゃんと座るし、

チェア前付近についている変なボッコリを

叩いたりして、楽しそうにしている。

 

それを見た我々は、

「なんだ大丈夫じゃん」

「やればできるコじゃん、ハハハハハ」

「ほんとさっきは初めてだったからだね」

「ほんと、そう」

 

とその日は、居間で嫌というほど娘をチェアらせた。

 

 

次の日、風呂場にバスチェアを持っていき、

 

座らせてみたところ、即、悲鳴泣き。

 

再び、夫婦は顔を真っ青にさせながら

 

「お風呂場に慣れてないわね、ハハハハハ」

「問題はチェアじゃないってか、ハハハハハ」

 

 と笑いあったのだった。

 

その日以来、このバスチェアは、居間に置かれている。

 

このチェアを目の前にして、

あの日ベビーザらスで「指ぴーんだよ、ハハハハハハ」と

言った私の笑顔は、今はない。

 

娘は0歳7カ月目にして、依然として

オマルほどの大きさのベビーバスに湯をはり

それを、別室に持っていき、

そこでチョビチョビ洗っているのである。

 

だからまだ風呂場の雰囲気に慣れていないのだろう、と考え、

まずは、風呂場に慣れる事から始めている。

 

 

それが、先日、

このチェアを、娘がおもちゃとして居間にて遊びだしたのだった。

 

前付近にあるボッコリが気になっているようで、

両手で持ち出した。

 

そしてそれを自分の身に引き寄せた。

 

このバスチェアは空気を入れて膨らませているだけなので

とても軽く、娘でも簡単に持ち上がってしまった。

 

バスチェアで遊ぶ赤ちゃん

 バスチェアを持ち上げている様子。

 

 

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バランスをとるために、バスチェアをつかんでいた手を離した様子。

 

 

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バスチェアの下敷きになってしまい、
もがいたり、ぴくぴくしたりしている様子。

 


ややあってから、娘はお腹を床に擦りながら移動しだした。

 

そして、動かなくなった。

 

あ、と思った。

娘から泣き出しそうな気配がしだした。

 

また泣くぞ、これ!

 

私が、バスチェアを取ってあげようと近づくと、

 

娘は急に、顔をあげた。

 

 

 

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被ってる。

バスチェア、被ってる。

 

ピンク紫が、カツラとして成立している。

 

このカツラ、

 

つっぱり不良ヤンキー風なのか。

それとも、湯婆婆なのか。

 

そうか娘よ、

 

バスチェアというネーミングで大人はつい、

風呂場で座らせようとしてしまうが、

これ、被り物だ。

 

そうだ、これ被り物だ。

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

誰だって、物を購入して「損をした」と思いたくない。

 

だからもし、私達夫婦が、

そんなアイテムに出会ってしまった時は、こう思おう。

 

『買った意味ないじゃんアイテム』には、別の意味が、ある、と。