娘はたぶん、魔法をつかう

パパ育児日記。お父さん(パパ)の気持ちを大いに語るブログ

同じエレベーターに乗り合わせた

昨日、買い物先(家具屋さん)にて、
エレベータで同じく乗り合わせた夫婦がおりました。

そのご夫婦も、
私どもと同じ家族構成で、旦那さん、奥さん、お子さん(1歳くらい・抱っこひも)。

こちらも、私、妻、娘(0歳7カ月目・抱っこひも)。

このかなり同じ構成の、2家族が、
同じエレベーターに乗りました。他にはいません。

 

私が最後に乗りましたので
閉ボタンを押しました。

エレベーターのドアが閉まる。

2家族INエレベーター。

 

こういう時、うちの妻は、
「何さいですかあ?」とか「可愛いね」とか相手に話しかける事が多いのだが、今回はなぜか何も話さなかった。

私はエレベータ内、ドア右前にいる。

エレベーターガールの位置だ。

 

一階から二階までなので、
頭上のランプも2つしかない。

私はそれを見上げていた。

 

そのとき、

 

「ちょっと!!ヘンなとこ押しちゃうから!」

 

と先方の奥さんが小さく叫んだ。

 

(赤ちゃんがエレベーターのサイドにあるボタンを押そうとしてるんだね)

 

と思って、首だけちらっと振り返って見てみたら、奥さんが今にも思いっきり引っ叩きそうな表情で、旦那を睨んでいた。

 

う、うちの妻より、怖い!

目つきがハンパない!

 

旦那さんを見ると、サイドのボタンのところを見ながら何回もうなずいていた。そしてエレベーターの手すりを手の甲でもって、優しく撫でていた。

 

でた!意味不明な行動!

猫を撫でるかのように手すりを撫でている!

 

でも、それわかる!

 

なんかこう、叱られたときの怯えと、でもちょっと怖いけど周りに他の人がいるし、なぜかニヤけてしまう感じと、でも妻はメチャメチャ怒ってる、どうしたらいいのかよくわっかんない感情がブレンド圧縮されて意味不明な動きになるよね!

 

おそらく旦那さんは、
手すりに寄りかかって、ユラユラ動いたりしたんだと思う。


ボタンが手すり付近にもあるから、
なにかの勢いで押しちゃいそうになるのを、奥さんが注意したのではないか。

 

私は再度ボタンを見つめながら、なぜか癒やされていた。

うちより怖い奥さんを、目の当たりにしたのだ。

ボタンを押しそうになった程度で、旦那さんに向けられたあのゴルゴ13のような恐ろしい目。

うちの妻はまだゴルゴ13まで到達していない。ゴルゴ4くらいだ。

 

人間って、自分はまだマシと思えると、安心する生き物なんだなぁ。

 

二階のランプがつき、ドアが開いた。

開ボタンを押す。

 

「お先にどうぞ」と私は言いながら、目の前を通っていく先方の奥さんに、深々と頭を下げた。